【環 境】大成建設とアイシン カーボンリサイクル・コンクリート活用に向け共同開発

大成建設とアイシンは、アイシンが保有するアミノ酸を活用して排気ガス等に含まれるCO2を炭酸カルシウムとして固定化する技術を、大成建設が開発したカーボンリサイクル・コンクリート「T-eConcrete/Cabon-Recycle」に活用するため、共同開発契約を締結した。

両社は令和32(2050)年カーボンニュートラルの実現を見据え、大成建設のセメントを使用しない環境配慮コンクリート「T-eConcrete」のうち、CO2収支がマイナスとなるカーボンネガティブを可能とするカーボンリサイクル・コンクリート「T-eConcrete/Cabon-Recycle」に対して、アイシンのアミノ酸を活用したCO2固定化に関する技術を活用した炭酸カルシウムの製造方法の適用について共同開発を進め、令和12(2030)年頃までに実用化を目指す。


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