【環 境】パナソニック 宅配ボックス「非接触・非対面」受け取り実証事業を実施

パナソニックハウジングソリューションズは、国交省主催の「非接触・非対面型輸配送モデル創出実証事業」に参画し、2021年12月6日~19日に実証実験を行った結果、宅配ボックスと小包ポストを併用した実証実験で対面での受け取り率や再配達率が減少することが分かった。

宅配物の再配達率は増加傾向にある中で、同社の調査では1日に2個以上の配達が増えていることが考えられ、仮に宅配ボックスがあったとしても使用中で預けられず再配達になる事象が発生していると推測されている。

また、同社は2021年6月に従来のポストに比べ投入口が広く最大7cm厚の荷物が受領印不要で受け取りできる小包ポスト「Pakemo(パケモ)」を発売した。宅配ボックスと同小包ポストの設置前と設置後で比較をすると、対面での受け取り率は、68.4%から17.9%に減少、再配達率も6.3%から2%に減少した。またこれにより、夜間(18時~)の配達も減少傾向にあり、配達時間帯の平準化にもつながる可能性がある。


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