【物 流】セイノーとウィルポート ラストワンマイル配送プラットフォームの提供開始

セイノーとウィルポートはラストワンマイル配送で、配送管理など行うオープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム(O.L.P)の提供を開始した。

ラストワンマイル配送は直近10年間で約12億個増加しており、2035年には年間88億個に達すると言われている。更に農林水産省の統計では、国内の買い物弱者は850万人超存在するとされており、コロナ禍であることも加速し、日用品・食料品の即時宅配サービスは生活に欠かせないサービスとなっている。一方、物流業界では2024年にドライバーの労働時間制限、ドライバー不足など荷物を届ける事が困難になりつつある。

そこでセイノーとウィルポートは「荷物が当たり前に届く」を持続可能とする為、それぞれ構築している配送ネットワークの共有を行い、O.L.Pの提供を開始した。まずは、両社が取り組む日用品・食料品の即時宅配サービスにおいて、両社の配送ネットワークが重なる地域での注文・ドライバーを共有し、1日の中の繁閑差波動による非効率の解消を開始している。


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