【アジア】双日 ウズベキスタンで電力IPP事業の事業権を獲得

双日はフランスの大手電力会社・フランス電力公社、カタールの発電事業会社・ネブラス パワーとキューデン・インターナショナルと共同で、ウズベキスタンで最大規模の発電所となる"シルダリヤ2"IPP(※1)事業の事業権を獲得し、長期売電契約を含む主要契約に調印した。

この案件は首都タシケント市から南約150km先にあるシルダリヤ州シリン市で、出力約1,600MWのガス焚きコンバインドサイクル発電プラント(※2)を建設し、ウズベキスタン国営送電公社との25年にわたる長期売電契約に基づいて発電プラントの操業・運転をおこなうものであり、同国のカーボンニュートラル計画実現(※3)に向け、電力需給の安定化およびエネルギー効率の改善を促進する。

ウズベキスタンでは、近年、官民パートナーシップ(PPP)法の制定、為替レートの一本化、外貨売買の自由化などの投資促進に向けた改革が実施されており、電力セクターにおいても堅調な経済成長にともない増加する電力需要に対応すべく、外資導入によるインフラ整備が進められています。


※1 IPP(Independent Power Producer)

独立系発電事業者

※2 ガス焚きコンバインドサイクル発電プラント

ガスを燃料とし、ガスタービンと蒸気タービンの 組み合わせによりエネルギー効率を向上させた発電方式

※3 ウズベキスタンは2050年カーボンニュートラル計画を公表しており、その中で2030年までに旧ソ連時代に建設され老朽化した発電プラントを高効率のプラントラへ代替することを定めている


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