【物 流】ANA 本邦初となるドローンによる臓器搬送を実施
ANAホールディングスは長崎県五島市福江港~久賀診療所付近の区間において、本邦初となるドローンによる臓器(ラット肝)の搬送実証実験を長崎県五島市にて2022(令和2)年3月5日に実施した。
臓器搬送は、安全に迅速かつ良い保存状態で臓器を搬送することが重要であり、離島における手段としてドローンの活躍が期待されている。「提供」→「摘出」→「搬送」→「移植」といったプロセスがある臓器移植において、執刀医がドナーのいる病院に出向いた上で摘出から搬送を行うことが多い。今回の実証実験では、ドローンの活用により搬送の効率化に伴う臓器提供者(ドナー)の機会損失の防止と執刀医の搬送負担軽減による移植医療環境の向上を目指している。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
0コメント