【アジア】カシオ計算機 タイ教育省と関数電卓活用に向けた協業を開始

カシオ計算機はタイの教育事業で、グループ会社のカシオマーケティングタイが教育省基礎教育局(OBEC)・科学技術教育振興研究所(IPST)と関数電卓活用に向けた協業を行うことで合意し、覚書を締結した。 カシオ計算機は教育現場での関数電卓の普及を図る「GAKUHAN」活動をグローバルで展開している。なかでもタイにおける取り組みは、文部科学省「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)」応援プロジェクトに採択されている。

都市部と地方の教育格差解消を目指し、日本での高校にあたる後期中等教育の生徒が関数電卓を用いながら主体的に学べる探究型授業の開発を、現地の教育関係者と共に進めている。

日本型教育の海外展開応援プロジェクトに関連し、カシオマーケティングタイとOBEC・IPSTで協業を行い、三者間での協議の場としてプラットフォームを構築する。このプラットフォームでは関数電卓を活用した探究型数学教育の検証・分析や、事業効果の拡大についての協議を密接に行っていく予定にしている。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です