【知　識】車いすユーザー向け移動支援サービス「一括サポート手配」の実証実験

ＡＮＡ、ＪＲ東日本、東京モノレールとＭＫタクシーは、２０２２年２月３日から２０２２年２月２８日にかけて、車いすユーザー向け移動支援サービス「一括サポート手配」の社会実装に向けた実証実験を行っている。 

 今回の実証実験では、利用者の承諾のもと、航空券予約時に登録された介助に必要な情報を、共同各社とシステム連携する。これにより介助手配の際に、利用者が交通事業者ごとに実施していた依頼の負荷を軽減するとともに、事業者は介助が必要な利用者情報を効率的にできるようになる。

また利用者が閲覧する操作画面は、交通事業者の運航／運行情報とリアルタイムに連動しているため、遅延や早着の発生状況をしることができる。利用情報を事前に関係交通機関が共有することで、利用者の移動に関する安心感の向上に資するかどうかを検証し、すべての利用者がシームレスなモビリティサービスを安心して利用できるよう、検討を進める。

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