【物 流】国交省 2021年11月度トラック輸送情報
国土交通省は2021年11月度のトラック輸送情報を発表した。
これによると、特別積合せ貨物について、輸送量は5,848千トン(前月比6%増、前年同月比5.8%増)、平均稼働日数は23.2日となり、前月比1.4日減、前年同月比0.8日増となった。宅配便については、取り扱い個数は419,777千個(前月比9.7%増、前年同月比5.3%増)であった。
品目別輸送状況について、前月と比較して「化学工業品」「食料工業品」および「日用品」において、工場・生産地からの貨物増が見られたほか、倉庫から出る貨物では全国的に「宅配便」の増加が見られた。 前年同月比でみると、「金属製品」「化学工業品」「日用品」では工場・生産地からの貨物が増加しており、商社・問屋からは「日用品」の貨物が増加している。一方で「繊維工業品」は工場・生産地からの貨物が減少した。
一般貨物の輸送量は前月比0.3%減、前年同月比4.1%増であった。特に九州地方では、前月比5.4%増、前年同月比30.3%増と、ともに輸送量は増加していた。
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