【アジア】東北電力 インドネシア「ランタウ・デダップ地熱発電所」が営業運転を開始

インドネシアのスプリーム・エナジー・ランタウ・デダップが建設を進めてきた「ランタウ・デダップ地熱発電所」が営業運転を開始した。スプリーム・エナジー・ランタウ・デダップには東北電力が出資参画しており、ランタウ・デダップ地熱発電所は、東北電力が海外の地熱発電事業に出資参画した初めての案件になる。

同発電所はインドネシア共和国南スマトラ州のランタウ・デダップ地区に建設した出力規模98,400kWの地熱発電設備で、東北電力が出資参画した2018年3月以降、仏・エンジー、丸紅とスプリーム・エナジー(インドネシア共和国)と共同で営業運転開始に向けた準備を進めてきた。

発電された電気は運転開始から30年間にわたり、インドネシア国有電力会社に売電される。東北電力は40年以上にわたり日本国内で培ってきた地熱発電技術の知見・経験を生かして、発電所の安定稼働に貢献する。


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