【環 境】ファミリーマート フォークに穴開きデザイン採用 プラスチック使用量削減

ファミリーマートは持ち手部分を穴の開いたデザインにしてプラスチックの使用量を削減した「スプーン」を全国の店舗で導入しているが、「フォーク」も同様のデザイン変更を行い、プラスチック使用量削減の取り組みを実施する。

新フォークは、持ち手部分を穴の開いたデザインにすることで、プラスチックの使用量を従来品よりも約8%削減することが可能になる。すでに導入済みのスプーンとあわせると、プラスチックの使用量は年間合計で約87トン削減できる見込みである。

同社では他にも環境への取り組みとしてバイオマス素材を5%使用したタイプのストローを全国の店舗に導入しているほか、バイオマス素材が30%含まれているレジ袋を使用している。

レジ袋の有料化以降、辞退率はそれまでの30%から77%に大きく伸長しており、年間で約23億枚のレジ袋が削減された。さらに、長崎県対馬市で回収された海洋プラスチックごみを原材料の一部として使用した買い物かごを、全国28店舗に設置しており、海洋プラスチック問題の啓発活動にも取り組んでいる。 


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