【物 流】イデアロジー オンラインで完結する物件賃借システムの運用開始

イデアロジーは日本初(※1)となる最適物件の検索から契約までをオンラインで完結するシステム「ア・ソコ」を2022年1月26日より開始する。

ア・ソコは物流施設を借りたいユーザーと貸したいオーナーをつなぐプラットフォームで、全国の大型賃貸物流施設(※2)約1,000物件超(※3)を地図上でデータベース化し、ユーザー向けに独自開発したAIによる最適な物件提案、比較分析レポートの提供、オンライン契約までを無料(※4)で行う。なおオンライン契約は2022年5月施行予定のデジタル改革関連法に対応している。 

コロナ禍の巣ごもり需要の影響によるEC通販の消費急拡大で、物流不動産の賃借ニーズが堅調な一方、慢性的な人手不足やガソリン価格上昇といった物流コスト全般が上昇傾向にあり、物流業界の収益構造や生産性を圧迫している。その一方で物流施設を借りたいユーザーにとっては、いつから・どこで・いくらで・どのような施設が借りられるかの情報を一元的に把握できるサイトが現状存在しておらず、ユーザーは自ら情報収集と整理、比較分析を行った上で意思決定する必要があり、最適な物件選定までに多くの時間と手間を要していることが課題となっている。

ア・ソコは物件検索から契約締結までのプロセスを6つの体系に標準化することでユーザーとオーナーがオンライン上で効率良く最適な物流施設を借りる・貸すことを可能にし、ユーザーの物件選定までにかかる多くの時間と手間の大幅削減を実現する。また同サービスを基盤としつつ、更なる付加価値向上施策として、2022年度上期に第二弾「ア・ソコ2」として各物流施設内のオペレーションを最適化するシミュレーションシステムを、2023年度上期に第三弾「ア・ソコ3」として荷主・物流企業の物流トータルコストを最小化するための物件+オペレーションの検索と最適化シミュレーションサービスの提供を予定している。

イデアロジーはこうした施策を通じ、物流業界の課題解決やプロフィット向上の実現寄与に留まらず、その先の環境問題や社会問題の解消を目指していく。 


 ※1 イデアロジー独自調査(2021年12月1日時点でのオンライン調査)による 

※2 延床面積約10,000㎡(約3,000坪)以上の賃貸・転貸・寄託用途の物流施設。今後10,000㎡以下の物件、冷凍冷蔵倉庫や危険物庫も順次追加登録予定 

※3 2022年1月26日時点での登録予定物件数。公知または不動産開発会社、投資家、J-REITより公表・許諾された物件情報を掲載、今後は事業会社や物流会社等の保有施設も順次追加登録予定 

※4 ア・ソコは会員登録制(無料)で、物流施設のユーザーの利用は無料、オーナーは一部機能を除いて有料 


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