【物 流】JR貨物 2024年7月分輸送動向
JR貨物は2024年7月分の輸送動向を発表した。
発表によると、国内景気は緩やかな回復傾向にある中、円安等に伴う物価上昇による個人消費の足踏みが続き、荷動き全体に力強さは見られなかった。一方、前年は広島・山口・九州地区を中心とする大雨による減送が大きく、輸送実績は前年を上回った。
コンテナは、食料工業品が、一部顧客における鉄道シフトに加え、猛暑に伴う飲料水及び酒類等の需要増加を背景に好調な荷動きとなったほか、積合せ貨物は、鉄道シフトの動きが続き増送となった。また、化学工業品及び化学薬品は、一部顧客における需要の持ち直しや鉄道シフトの動き等により前年を上回った。コンテナ全体では前年比119.1%となった。
車扱は、顧客工場における設備不具合により減送となった一方、石油が、梅雨明け後に好天が続き外出需要の増加等が見られた影響により、ガソリン及び軽油を中心に増送となり、車扱全体では前年比 101.2%となった。
コンテナ・車扱の合計では、前年比 113.1%となった。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
0コメント